こんなに笑うつもりじゃなかった。
あそびあそばせは、日常系のゆるい学園コメディ……と思って近づくと危ない。
女子中学生3人が遊び人研究会で遊んでいるだけ。基本はそれだけ。
なのに会話と表情と勢いで、毎回ちゃんと変な方向へ転がっていく。しかも転がり方が雑じゃない。視聴者の油断を見つけて、丁寧に外してくる。
この記事で書くこと
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どんな作品か(ネタバレなし)
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見どころ(面白さが出るポイント)
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好みが分かれそうな点
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おすすめできる人/おすすめしにくい人
どんな話?
登場するのは、遊び人研究会の3人。
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日本生まれ日本育ちなのに金髪で、なぜか英語キャラ扱いされがちなオリヴィア(でも英語はできない)
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真面目そうに見えて英語ができない香純
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明るいけれど、言動がちょいちょいズレている華子
この3人が、くだらない遊びや思いつきを試していく。
ポイントは、遊んでいるだけなのにだいたい事態が悪化すること。
世界を揺るがす大事件は起きない。でも目の前の小さなやつが毎回騒動になる。
見どころ(ネタバレなし)
1)会話のテンポと表情芸が、最後まで失速しない
この作品の笑いは会話の噛み合わなさと顔の変形で殴ってくる。
3人とも頭の回転は速い。でも目的が揃っていない。
だから話が進むほど、論点が増えて、意地が混ざって、誤解が育って、変な方向へ加速する。
2)遊びが毎回ちゃんと違うから、単調になりにくい
研究会の活動は、ゲームや勝負事、ちょっとした検証みたいなもの。入口はだいたいくだらない。
でも、見栄・意地・勘違いが混ざると、結果だけが妙に大きくなる。
日常の小ネタを、力技で事件にしていく。毎回ちゃんと手口が違うので飽きにくい。
3)かわいい導入から、容赦なく崩してくる
見た目は普通の学園ものっぽい。なのにギャグの方向が極端。
特に分かりやすいのが主題歌まわりで、OPのスリピスとEDのインキャインパルスの温度差で、最初に宣言してくる。
この作品はそういうノリだぞ、と。注意書きが音で来る。
4)周辺人物が増えるほど、騒動の幅が広がる
先生、生徒会、家族。周りが絡むほど、遊びの規模が膨らむ。
3人だけで完結しない回が増えてくると、転がり方がさらに読めなくなる。
この作品、登場人物が増えるほど厄介になるのが楽しい。
好みが分かれそうな点
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ギャグ表現が激しめ。大声、顔の崩し、勢い重視の回が多い
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下ネタ寄りの話題が出る回もある(苦手なら注意)
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大きな目標に向かって進む物語ではなく、1話ごとの騒動を味わう作品
こんな人におすすめ
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学園コメディで、テンポの速い掛け合いが好き
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表情芸、言い回し、間で笑える作品を探している
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1話ごとにネタが切り替わる構成が好き
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まずは全12話で区切りよく楽しみたい
おすすめしにくい人
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静かな会話劇や、しっとりした日常を求めている
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過激めのギャグ(顔の崩し・大声・下ネタ)が苦手
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伏線回収や長いストーリーを最優先で観たい
まとめ
あそびあそばせは、女子中学生の遊びを入口にしながら、会話と勢いで毎回ちゃんと騒動にしていく学園コメディ。
軽い気持ちで再生したのに、笑いの圧で押し切られる。そういう作品が欲しいなら、かなり相性がいいと思います。
