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アニメ「ぐらんぶる」感想・紹介(ネタバレなし) 大学のバカ騒ぎとダイビングの真面目さが、同じ画面に同居する

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ぐらんぶるって、どうしても「大学の飲み会で大暴れするギャグアニメ」という印象が先に立つと思う。私もそうだった。
けれど実際に観ると、バカ騒ぎの勢いで笑わせつつ、水中に入った瞬間だけ別作品みたいに空気を切り替えてくる。
その落差があるから、観終わったあとに妙に記憶に残る。騒がしいのに残る。

この記事ではネタバレなしで、こんな順番で書く。

  • どんな話か

  • 見どころ(好きポイント)

  • 好みが分かれそうな点

  • おすすめできる人/おすすめしにくい人


どんな話?

主人公の北原伊織は、大学入学をきっかけに伊豆へ引っ越す。
そしてダイビングショップ「グランブルー」で居候することになる……のだが、待っていたのは、爽やかな海の青春というより先に屈強な先輩たちの宴会文化だった。

ダイビングサークル「Peek a Boo」に半ば強制で巻き込まれ、友達と海とトラブルにまみれた大学生活が始まる。
海は綺麗。人間関係はうるさい。最高。

 

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見どころ(ネタバレなし)

1)ギャグの密度が高いのに、同じ形で引っ張らない

笑いの主成分は勢いとテンポ。
伊織と耕平のしょうもない張り合い、先輩たちの暴走、巻き込まれ体質の不運。
毎回、転がし方が変わるから、同じノリでもだれてこない。ひたすら畳みかけてくる。

2)大学の友達関係が、雑そうで意外と丁寧

青春のキラキラ仲良しグループ、というより、もう少し大学っぽい距離感がある。
調子に乗って失敗する。勢いで余計なことを言う。けど結局、助け合う。
この積み重ねがあるから、騒動のあとに残る関係が軽く見えない。

3)海に潜る回だけ、画面の温度が変わる

宴会パートの圧が強すぎて忘れかけるのだが、海の回はちゃんと別の顔をしている。
水中の静けさ、浮遊感、呼吸の意識。
ここが入ることで、学生ギャグ一本で走り切らず、海に惹かれる理由がちゃんと伝わってくる。

4)音楽が、作品のテンションを固定している

OP「Grand Blue」が、夏っぽさと勢いを一気に立ち上げる。
騒がしい場面の加速にも合うし、海に入ったときの落差も作れる。
作品全体のリズムが、この曲で決まっている感じがある。


好みが分かれそうな点

  • 飲酒・裸ネタ・下ネタ寄りのギャグが多い(序盤から全力)

  • 登場人物のノリが強く、声量も大きめな回が多い。静かな会話劇を求めると合わない

  • ダイビングを主役としてじっくり観たい人は、宴会パートの比率に驚くかも(ただ海の回はきちんと魅せる)

 

 


おすすめできる人

  • 勢いのあるコメディが好き

  • 大学生の無茶なノリをフィクションとして割り切って笑える

  • 海やダイビングの描写がある作品に興味がある

おすすめしにくい人

  • 下ネタや裸ネタが苦手

  • 大声で騒ぐテンションが続く作品がしんどい

  • 海の描写だけを静かに楽しみたい


まとめ

ぐらんぶるは、大学の無茶なノリで笑わせながら、海に潜る場面でちゃんと表情を変えるアニメだ。
宴会ギャグが合う人なら一気見しやすいし、ダイビング要素が入ることで、騒ぎっぱなしで終わらない。

観る前の私は、もっとギャグ一辺倒だと思っていた。
でも観終わった今は、あの海の静けさが、騒がしさとセットで頭に残っている。
不思議な同居。そこが、この作品の面白さだと思う。